職場での部下の指導、難しいですよね。
世間ではパワハラだの、モラハラだのと騒がれているのもあり、部下を指導するのに躊躇する人は多いのではないでしょうか。
この記事は、
に向けて書きました。
結論を先に伝えると、気をつけるポイントは下記3つです。
- 信頼関係の構築
- 現状できていることは褒める
- 部下の意見にも耳を傾ける
30代になると、仕事で部下の指導をする立場になる人が増えると思います。
参考になれば嬉しいです。
部下の指導が難しい理由
とある調査によると、部下の育成に悩む管理職は5割を超えるそうです。
部下の指導が難しい理由について、少し触れておきます。
部下の指導方法を学ぶ機会が少ない
職場で部下の指導方法を学んだことはありますか?
僕を含めてほとんどの人がないと思います。
多くの人が、自身が指導をされた経験をもとに、自己流で日々部下の指導に悪戦苦闘しているでしょう。
指導を誤れば退職に繋がる
今や3人に1人は転職すると言われる時代です。
転職の理由は、
- キャリアアップ
- 職場ヘの不満
など様々ですが、以前よりも会社に残り続ける人が少なくなっているのは間違いないです。
キャリアアップを考えて退職する部下は背中を押してあげたら良いと思います。
ですが、自分の指導を理由に辞められたら非常にもったいないですよね。
なぜ部下の指導が必要なのか
部下の指導が苦手な人が多いなか、なぜ部下の指導が必要なのかについても考えてみたいと思います。
自身の仕事を部下に振れるようになる
部下への指導により、部下の仕事のスキルが上がれば、自分が抱えている仕事をどんどん部下に回せるようになります。
仕事を抱え過ぎてて長時間労働になっている人は、仕事が減る分を休暇に充てて、リフレッシュする時間を増やしても良いかもしれません。
自身の評価に繋がる
部下を持つということは、会社で部下のマネジメントを求められているということです。
自身の指導により、部下が成長すれば会社で評価されるはずです。
部下を次々と辞めさせてしまうような上司は、
と認定され、会社からの評価は下がるでしょう。
自身も成長できる
指導するからには、もちろん部下以上に仕事ができている必要があります。
部下からしても、自分より仕事ができない人から指導を受けたくないですよね。
仕事をする上で、部下に足りていない部分・未熟な部分を伝えるのが指導です。
自分を変えるのも難しいのに、それが他人となれば難しいのは尚のことです。
指導で気をつけるポイント
僕が指導する上で、特に気をつけている3点について解説します。
信頼関係は必須
僕は信頼関係を抜きにして指導はできないと思っています。
なんて言葉があります。
部下との信頼関係抜きには、いくら指導しようと部下には響きません。
自分が部下だとして、
- 親身になって話を聞いてくれるA上司
- 怒鳴ってばかりでこちらの話を聞いてくれないB上司
どちらの指導に耳を傾けるかと言われたら、どうでしょう。
間違いなく前者ですよな。
必ずしも部下と仲良くなる必要まではないと思います。
ですが、プライベートの話も含めてフランクに話せるような関係性はつくっておきたいですね。
褒めることも忘れない
指導とは、できていないことの指摘です。
部下も人間です。
信頼関係があったとしても、指導ばかりではモチベーションが下がります。
改善点だけでなく、できていることにも目を向け、褒めることも重要です。
意見に耳を傾ける
こちらからの指導にばかり意識がいき、部下の意見を全く聞いていない人も多いのではないでしょうか。
部下も指導を受けるばかりではなく、意見を言いたいときもあるはずです。
そんなときに、
なんて上司に言われたらどうでしょう。
部下は心を閉ざします。
僕が上司にそんなこと言われたら、
となりますし、信用しないですね。
何でもかんでも意見を聞く必要はないにしても、部下が話しやすい余白感は上司に求められると思います。
とはいえ、失敗の言い訳は聞く必要はないです。
僕も部下には、
と伝えています。
まとめ
部下の指導で気をつけるポイントを紹介しました。
- 信頼関係の構築
- 現状できていることは褒める
- 部下の意見にも耳を傾ける
僕も指導するのに未熟な点がまだまだたくさんあります。
参考になれば嬉しいです。