僕は漢検(日本漢字能力検定)の2級に独学で合格しました。
初受験でしたが、200点満点中の184点取ることができました。
結論から言うと、漢検2級は独学で十分可能です。
僕の実践した勉強方法を紹介しますので、これから漢検2級の受験を考えている方はぜひ参考にしてください。
僕が使用した教材はこちら。
試験について
誰でも受けられる
漢検には年齢や学歴による制限がなく、誰でも受験可能です。
保育園に通う男の子でも、90歳のおばあちゃんでも誰でも挑戦できます。
メインは漢字の書き取り
択一式の問題がありますが、基本は漢字の書き取りです。
読めるけど書けない!っていう漢字がたくさん出てきます。
よほど普段から漢字を書く機会がある人でもない限り、ノー勉だと合格は難しいです。
対象漢字は常用漢字全て
対象漢字は全部で2136字あります。
けっこう多くないですか?
漢字を一から勉強するわけではないといえ、範囲は広いです。
合格点は160点/200点
受験級によって異なりますが、2級の合格点は160点です。8割の得点率ですね。
ほとんどの問題が1問2点なので、20問程度は間違えても大丈夫です。
合格率は30%
10人に3人しか合格しないと聞くと、合格率は低いように感じますよね。
ですが、上述したように漢検は誰でも受験可能です。
記念受験や、全然勉強していない人もたくさん含まれています。
ある程度勉強した人だけで考えると、もう少し合格率は上がりそうです。
漢検受験前の漢字の知識
漢検の受験資格は誰にでもありますが、予備知識は人それぞれだと思います。
参考程度に、漢検勉強開始前の僕の漢字の知識がどの程度だったか簡単に紹介します。
公立大学卒業
大学受験を経験し、公立大学を卒業しました。
何が言いたいかというと、
学生時代にある程度漢字の勉強をした経験があるということです。
センター試験(※今の共通テスト)も受けています。
大学の偏差値は55程度でした。標準レベルの学力だと思います。
社会人になって10年程度経過
現在の年齢は30歳を超えています。
大学を卒業し働き始めると、漢検受験以外に漢字の勉強する機会はありません。
どんどん漢字を忘れていきます。
その点、学生はとても有利だと思います。
手書きで漢字を書く機会はかなり少ない
会社の日報や企画書などの書類を手書きで書いてますか?
ほとんどの方が日々の事務仕事はパソコンでやっていますよね。
そうは言っても、手書きで書くことが全くないわけではないはずです。
僕の勤務先でも、ときどき手書きの書類を求められることがあります。
いざ、ペンを走らせると、ペンがすぐ止まるんですよね。
普段漢字を書き続けていないと、すぐに忘れます。
片手にiPhoneで調べながらでないと、書けないことが大半でした。
勉強方法
教材は問題集と過去問を1冊ずつ
僕が使用した教材は下記2つのみです。
- 漢検分野別問題集
- 漢検過去問題集
どちらも日本漢字能力検定協会の出版です。
漢検の主催者が出してるものなら間違いないかなと。
どの参考書でも良いと思いますが、
問題集と過去問は必須です。
ぶっちゃけ、どれでも良いと思います。
教材によってそんなに差はない気がします。
とにかく漢字を書きまくる
ひたすら漢字を書いてください。
僕はノートに書きましたが、裏紙でもメモでも何でも良いので書きまくりましょう。
書き問題が大半なので、ただ漢字を眺めてるだけでは絶対本番で書けないです。
時間の無駄です。ひらがなは読みましょう。
それと、結構重要なことですが、
僕は本番の試験が終わってからこの事実を知りました。
正しく書くのに越したことはないですが、あまり神経質になる必要はないです。
そうは言っても、汚い字・崩した字は採点されないので、丁寧に書きましょう。
四字熟語から取り組む
僕は読み問題から始めましたが、四字熟語から始めるのをおすすめします。
四字熟語がおそらく一番苦戦するはずです。
なぜなら、聞いたことないものばかり出るからです。
- 汗牛充棟
- 深山幽谷
- 陶犬瓦鶏
- 換骨奪胎
- 多岐亡羊
読めますか?書けますか?意味がわかりますか?
最初見たときは僕も愕然としました。
配点が20点もあるので、しっかり対策していきましょう。
読みの問題にしか使われない漢字がある
どうせ勉強するならと、読みに出る漢字まで書き取りの練習をしていました。
途中で知ったことですが、読みの問題にしか使われない漢字が存在します。
無駄な勉強は省きましょう。読みの問題は読めたらそれでオッケーです。
少しでも良いから毎日勉強する
漢検に限らず他の資格試験も同じですが、毎日勉強するのが大事です。
漢字は書かなくなったらすぐ忘れます。
かくゆう僕も、
まとめ
漢検2級は独学で合格できるについて書いてみました。
繰り返しになりますが、漢検2級は独学で合格可能です。
ちなみに僕の受験理由は、
でした。
軽いノリで受けましたが、勉強して楽しかったです。
僕が使用した参考書はこちらです。
この記事が漢検受験の少しでも参考になれば嬉しいです。